2022/11/09 14:11

不幸自慢みたいになるのが嫌だから
きっちりお伝えしたことはないんだけど、
文字に残しておこうと思ったので、書きます。


「耳管開放症」

という病気を長く患ってます。

こいつが結構ネックで
歌やめようかなと何度も思いました。


どんな病気かというと・・・(ネットから抜粋)
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鼻と耳は耳管という管でつながっていて、耳管は耳の中の圧力を調整する機能を持ちます。
何らかの原因で閉じきらず、開いている時間が長くなる(もしくは開きっぱなしになる)ことがあり、
耳管がしっかり閉じなくなる病気を「耳管開放症」といいます。

耳管が開いているため、鼻側からの自分自身の声や呼吸に伴う圧力の変化が弱くならないまま直に耳側に伝わります。
その結果、「自分の声が大きく響く(自声強聴)」「耳がつまった感覚(耳閉感)」といった症状がでます。
また、自分の呼吸の音も大きく聞こえることがあります(自己呼吸音聴取)。
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という感じ。


耳の調子はかれこれ20年以上悪くて
学生時代、体育の授業(特にマラソン)でいつも
耳に空気がいってしまう感覚があって呼吸がしづらかった。

ただ、それが自分の中では当たり前になりすぎていて(死ぬわけじゃないし)
特段おおっぴらにはしてこなかった。気にしていなかった。

けれど
20歳前後から歌を歌うようになって、
どんどんと、その歌自体に支障をきたすようになってしまいました。


もともと自分は声量をかなり前に出す歌い方だったんだけど
それはつまり呼気がかなり強いわけで、そうなると
自分の声が響いたり、少し呼吸するだけで呼吸音が大きく聞こえる症状がでます。

そういったこともあり、
20代後半くらいから、少しずつ歌のスタイルを変えていきました。

ここ最近は、ちょっと疎かにしていたボイトレを
あらためてしっかりめに再開しているのですが、
やっぱり症状があって、発声のコントロールがしづらい状況です。


まあ、悔しいですよね。悔しいです。

発声法は分かっていても、
耳の症状が出てしまうのでその発声ができない。

響きをコントロールしようにも
耳側に空気がいってしまって響きが保てない。


昔からそんな事の繰り返しで
クオリティの低い歌をステージで届けざるを得ないこともあって
こんなんだったらやめた方がよいのかもー
と思ったことが幾度となくあります。


まあ結論として、
歌をやめることはありません!

色々調べても、確定的な原因はない病気だし、
手術やらない限りは一生もんらしいし、
最近は耳鼻科にも通いはじめたので、
うまく付き合っていこうと思ってます。

全然改善しないようなら、歌系に特化したクリニックなんかも
診察受けてみようかなと思っています♪


やりたいこと、
歌を歌うことは続けていきます。
トレーニングも続けます。
自分なりの歌い方を見つけていきます。


すっっごい嫌な書き方しますが、
「病気を売り物にして活動する」みたいなことは絶対しません。
不幸自慢は大嫌いです。
(他人ががやることは否定しないけど自分はしないって意味ね!)

ただ、
ちゃもろ、耳に空気抜ける系男子なんだなー
って思っておいていただければ笑

それでは!